2021年度理事長報告

熊野 有郎氏の写真

2021年12月31日

2021年度、玉名青年会議所は「咲き誇る県北たまな ~新しい色でまちを彩ろう~」をスローガンとし、1年間の運動、活動を展開して参りました。
昨年2020年度において、新型コロナウイルスが発災し、大人数での集会や日常生活においても自粛期間が続き、本来のJCの良さを活かした事業展開を進めることが難しい状況の中、当時の大下理事長指揮のもと、みんなで奮起しつつ、今出来ることを精一杯やろうという経験があったからこそ、本年度はコロナ禍でもできる事業構築を各グループ副理事長の指示のもと委員長と副委員長を中心に多くの事業を展開することが出来ました。
まずは、1月の新年会の開催が叶わず、動画配信を通した新年報告を実施致しました。4月におきましては、会員育成事業として、「JCって?先生に教えてもらおう!」を開催し、まだ入会間もない会員がJC歴の長い会員から様々な経験や姿取り組む姿勢などを学び、ひとり1人のJC会員としてのスキル向上と組織の強化を図ることが出来ました。
そして、8月には、青少年育成事業としまして「出張授業SDGsで未来に夢を~みんなでつなごうおもいやりの環~」を開催し、玉名地域2校での開催のうち、1つの小学校においては、学校関係者の皆様のご協力のもと、新型コロナウイルス感染予防を目的として、初のリモート事業として小学校の教室をテレビ画面でつないでの授業を行うことが出来ました。子どもたちがSDGsを知る、学ぶことで人や環境を大切にする大切さを感じ取っていただき、SDGsを通した思いやりの心を育むことにつながったと感じています。
さらに、11月23日は「たまな大俵まつり」の日と相まって、「魅力発見!玉名のフォトグラマー」を通したまちづくり事業を開催し、玉名地域内の玉名市・和水町・南関町・玉東町・長洲町の1市4町の魅力を発信する中で、今や玉名の代名詞とも呼べる玉名大俵まつりの事業参画を行うことで地域の魅力を活かしたこれからのまちづくりの未来を発信することが出来ました。
2021年度は、厳しい社会情勢の中、様々な変化に対応しなければいけない1年となり、その中において玉名青年会議所は、自分たちが今できる一歩を踏み出し、そして青年らしく互いの知恵と経験を活かして変化するこの時をチャンスと捉えて運動することができ、それはこれからの地域が豊かになる未来へとつながると確信しています。この1年本当に多くの皆様に支えていただきました。1市4町の行政関係者様、事業にお力添えをいただいた関係各位の皆様、玉名地域各団体の皆様、そしてシニアクラブの先輩方、全ての皆様に心から感謝申し上げます。これからも玉名地域が咲き誇るまちとして発展する未来を創るのはオレたちだ!という気概を持ってこれからも力強く歩みを進めて参ります。