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理事長所信・基本計画

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2019年度 一般社団法人 玉名青年会議所 理事長所信

 
一般社団法人玉名青年会議所
第63代理事長 松岡 智之

 

~はじめに~

1951年、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟と情熱のもと、日本青年会議所は設立されました。そして、1957年11月15日、全国で126番目に誕生したのが玉名青年会議所であります。60年以上の長きに亘り、玉名青年会議所は、創始の頃と変わらぬ熱い情熱を持って突き進んで参りました。現在の玉名青年会議所の組織力、そして行政、他団体、地域の皆様との強い連携は、これまで先輩方が積み上げられてきた歴史の上に成り立っているものであり、私たちはこの歴史に深く感謝をするとともに、信念を持ってこれを進化させ、次代へ引き継いでいく必要があります。

本年度は、平成の時代の終わり、2010年代の終わりという節目の年であり、新しい時代へと向かっていく年であります。第4次産業革命といわれるほど産業構造は急速に変化し、私たちはこれまで経験したことのない新しい時代へと突入して行きます。そのような大きな時代の変化の中、私たちはこれまで以上に多くのことを学び、物事を解釈し分析する力、生き抜く力をみにつけていかなければなりません。私たちは新しい時代のJAYCEEとして、時代の先頭に立ち、「新しい玉名の実現は我々の仕事である」という信念を持ち、今年もメンバー一致団結して突き進んで参ります。

 

~玉名地域の魅力を発信するまちづくり~

2017年、玉名青年会議所は、創立60周年関連事業において、「マラソンを活用したまちづくり」を未来への提言として発信し、その手法として、日本のマラソンの父金栗四三氏のふるさとである玉名地域でのフルマラソン大会の開催を提言しました。そして2018年、玉名市長がフルマラソン大会の開催を目指すことを表明され、玉名市はフルマラソン大会の実現に向けて動き出しました。玉名青年会議所は、フルマラソン大会の提言者として、行政や他団体と連携しながら大会の実現に向けて突き進んで参ります。

マラソンブームと言われる中、市民マラソンの大会は既に多くの地域で行われております。しかし、玉名地域には、マラソンの父である金栗四三氏が生まれ育ち、走ったまちという他の地域にはない魅力的なストーリーがあります。このストーリーを全国のマラソンファンに発信するマラソンを活用したまちづくり運動は、2019年NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」で向上すると考えられる金栗四三氏の国民的な知名度を、2020年度以降も玉名地域のブランド力向上へとつなげていくための運動であると思います。

また、1978年から継続する献血事業を、本年度も実施致します。玉名青年会議所が長きに亘り献血事業を実施してきたのは、この事業が、明るい豊かな社会の実現を目指す我々にとっては必須の事業だからであります。1日平均約3000人が輸血を必要としているにもかかわらず、若年層の献血者数は減少しております。血液が長期保存出来ない以上、輸血によって救われる命をつないでいくためには、献血を続けて行かなければなりません。玉名地域でも多くの団体が献血事業を行っております。青年会議所も、地域から信頼される団体の一つとして、献血事業を実施し、一人でも多くの人に献血を行っていただけるよう、献血に対する市民意識を向上させていくよう全力でこの事業に突き進んで参ります。

 

~新しい時代のJAYCEEへ~

青年会議所は、「まちづくり」と「ひとづくり」を行う団体です。まちの魅力はそこに住んでいる人、そこで働いている人の魅力によって形成されていきます。私たちが玉名地域を愛する理由は様々ですが、そこに私たちの愛する家族や友人、仲間が住んでいることは最も重要な理由の一つと言えます。同じように、玉名地域を訪れた観光客や、玉名地域を仕事で訪れた人が玉名地域を好きになり、この地域でまた観光や仕事を行おうと思ってくれるか否かは、そこで触れる地域の人々の魅力が影響するのではないでしょうか。私たちが「ひとづくり」として日々修練を積んでいるのは、人間として成長し、魅力を増すことが、魅力的な「まちづくり」に繋がると考えているからです。その意味で、「まちづくり」と「ひとづくり」は表裏一体のものと言えます。私たちは青年会議所の運動や活動を通じて意識を変革し、信念を持った人間に成長をしていく必要があります。

また、どんなに有能で活動的な会員でも、青年会議所は満40歳に達したら卒業しなければなりません。この年齢制限こそ、青年会議所が若さを失わない魅力的な団体として存在する理由であります。青年会議所が青年会議所であるためには、常に20歳から40歳までの会員を拡大し続けなければなりません。拡大をしなければ、青年会議所は自動的に消滅してしまう団体なのです。この卒業という制度があるにも関わらず、玉名青年会議所はこの20年間、常に約50名という会員規模を維持して参りました。会員の構成を見ても、アカデミーメンバーから10年以上の経歴のメンバーまで満遍なく存在しています。全国的に青年会議所の会員数が減少していることや、玉名地域の人口が減少していることを考えれば、LOMとして健全な状態を維持してきたと言えます。これは、玉名青年会議所が、会員拡大の重要性を認識し、全力で会員拡大に励んできたこと、玉名青年会議所が魅力的な団体であり続けたことを示すものであります。私たちは、多くの会員を拡大し、多くの会員の意識を変革し、新しい時代のJAYCEEを目指し突き進んで参ります。

 

~地域の未来を担う青少年の育成~

子どもは大人の背中を見て育つと言います。私たちJAYCEEは、道徳心を兼ね備えた全うな日本人として、子どもたちに恥じない生き方をしていなかければなりません。私たち大人が変わらなければ子どもは変わりません。玉名青年会議所は、本年度も、メンバー自身が修練によって成長をしながら、地域の子どもたちの模範を目指し、緊張感を持って青少年育成事業を行って参ります。

まず、環境教育事業を実施致します。娯楽が増え、趣味趣向の多様化した現代では、子どもたちが自然環境に触れて様々な体験をする機会は相対的に減少していると言われます。しかし、自然に住む生きものやそれを育む、山、海、川などの自然環境と触れあうこと、自然の中で思いっきり遊ぶことは青少年の心身の健全な育成のために必要なものであります。また、玉名地域は、都会に比べ豊かな自然環境に恵まれており、自然の中での環境体験活動は、子どもたちが地域の魅力を再認識する契機にもなります。

次に、地域教育事業を実施致します。学校では学べない社会体験として、仕事の重要さ、面白さを伝える機会を提供し、青少年が夢や目標をもつきっかけとして参ります。また、この地域教育事業では、講師を務めるメンバー自身も、自らの仕事のやりがいについて見つめ直し、情熱をもって仕事の魅力を子どもたちに伝える契機にもなります。

青年会議所は、将来に向けて種をまく団体です。玉名青年会議所の行う青少年育成事業が、子どもたちが成長するきっかけとなり、将来玉名地域を支える人材に成長してくれることを信じ、突き進んで参ります。

 

~新しい時代の組織運営~

玉名青年会議所は、定款、規程、慣習に則り、厳格な組織運営を行っております。このような組織だからこそ、玉名青年会議所は、レベルの高い会議運営行われ、メンバー自身が成長する機会を提供しているのです。このような厳格な組織運営を、「厳しい」と感じるのではなく、「学び」であると多くのメンバーが理解しているからこそ、日々多くの時間をかけて議案書の作成や会議に全力を傾けているのです。厳しくなければJCではないし、厳しくなければJCをやる意味はなくなってしまいます。本年度も、これまで時間をかけて洗練されてきた厳格なルールを遵守し、理事会、例会、総会における独特の緊張感を持った会議の運営に突き進んで参ります。また、アジェンダシステムなど最新の技術についても先駆けて導入して会議のさらなる効率化を目指し、新しい時代の組織運営の模索に突き進んで参ります。

 

~SDGsの推進~

2015年9月、2030年に向けた世界の目標であるところの「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連にて採択されました。玉名青年会議所は、本年度、実施する全ての事業について、SDGsに関連した目標を定め、事業を展開して参ります。私たちが行なう事業や運動が、SDGsの17個の目標の、どの目標と関連するのかを意識し、その目標を玉名地域から達成して未来を変えていくためのアイデアを真剣に議論し、玉名地域におけるSDGsの推進に突き進んで参ります。

 

~むすびに~

この世に生を受けたことは、それ自体が最大のチャンスです。自分の信念を持たず、困難や挫折から目をそらし、毎日をいいかげんに生きていれば、ごく限られた人生の期間を無駄に過ごすことになってしまいます。私たちJAYCEEは、明るい豊かな社会を実現するという信念を持ち、一日一日を無駄にすることなく運動や活動に突き進んで参ります。

 

 

 

一般社団法人玉名青年会議所2019年度基本計画

 

【2019年度 スローガン】

信念を持って突き進む

~新しい時代のJAYCEEへ~

 

 

【2019年度 基本方針】

1.玉名地域の魅力を発信するまちづくりの推進

2.新しい時代を生き抜く、信念を持った人材育成

3.地域の未来を担う青少年の育成

4.新時代に先駆ける組織運営

5.SDGsの推進

 

【2019年度 事業計画】

1.玉名地域の魅力を発信するまちづくり事業

2.新しい時代に繋げる会員拡大事業

3・自然環境と笑顔で触れ合う環境教育事業

4・仕事の重要さを学ぶ地域教育事業

5.フルマラソン実行員会への参画

6.家族交流事業

7.命をつなぐ献血事業の開催

8.日本JC・九州地区・熊本ブロック協議会が提唱する事業